この記事は、【N-NOSE(エヌ・ノーズ)】を受けた後日談(検査結果)について書いています。
【N-NOSE(エヌ・ノーズ)】の検査内容について知りたい方はこちらの体験記からどうぞ→『体験!エヌ・ノーズ【N-NOSE】尿一滴でがんリスクがわかる線虫がん検査を初めて受けてみた』
約3週間で検査結果が届いた!
3週間も経つと、検査を受けたことすら忘れそうになりますね(;'∀')
家族3人で初めて受けた【N-NOSE(エヌ・ノーズ)】ですが、検査結果は一家に1通ではなく、個人名宛てに3通「親展」で届きます。
※「親展」とは「宛名本人に開けてほしい」という意味ですよ(^▽^)/
封書を開けると、A3サイズの用紙が1枚入っているのみです。
左側には検査結果の説明。
右側に検査結果。
がんリスクは星☆マークの位置で示されています。そして総合評価として
「がんリスクは検出されませんでした。今後も定期的に検査を受けましょう」
又は
「専門医による検査、診断を受けることをお勧めします」
の二択。
想像以上に簡単な表記ですね(;'∀')
自分の場合【リスク低】に、より近い位置に☆がついていて一安心したのですが・・・
家族Aの場合、☆のマークがハイリスクに該当しています・・・
家族Bの場合、辛うじて?リスク検出されず。でも☆のマークがハイリスクギリギリのところですね・・・
どう解釈するか?が難しい。
一番下にリスク比というグラフがあって、説明書きには以下のように記載されていました。
【リスク比】
日本国内のがん罹患率*を1とした場合、各領域はその何倍がんリスクがあるかを示したものです。
臨床研究結果より試算。
(*政府統計の2017年のがんの粗罹患率0.86%を用いた)
引用元:がんの一次スクリーニング検査 N-NOSE検査結果報告書より
このリスク比の解釈がなんだか難しい。
家族Bの場合は、総合評価としては「がんリスクは検出されない」にチェックがついていますが、☆の位置としてはハイリスクに近いです。リスク比としては0.3倍の表記。黄色に近い位置なのでいつハイリスクになるか分からないということ??
家族Aの場合は、ハイリスクに該当しており「専門医による検査、診断を受けることをお勧めします」にチェックがついています。でも、紫色ではなく黄色に位置している・・・。リスク比は0.7~1.5倍の表記でした。
☆の位置が紫色の部分に入っていくと、一気に4.4倍~13.1倍とリスク表記も上がっていくようです。
で、結局どうしたらいいの?!
万が一ハイリスクに該当した時どうするか?を考えてから受けた方がいい
検査結果が「低リスク」だったなら、「あー良かった~」で済みますが、万が一「高リスク」だった場合、その後どうするか?を考えてから検査を受けたほうがいいと思いました。
結果報告書にも検査キットにも、「リスクが低かったからといってがんに罹患していないとは限らないし、リスクが高いからといって必ずしもがんに罹患していると示すものではない」と書いています。もちろんそれを承知で受けるわけですが、実際ハイリスクの表記を見てしまうと、不安に駆られてしまうものです。そうならない為にも、もしハイリスクになった時、次にどういう行動をとるか?を決めた上で検査を受ければ、慌てずに済みそうです。
自分の場合は、ハイリスクになったらPET/CT検査を受けようと思っていたので、家族にも受けてもらうつもり。
自分のリスクを知ることで、次の行動に移る切っ掛けになる。そういう意味では今回の【N-NOSE(エヌ・ノーズ)】、受ける価値はあったのかも。将来的に、部位別のリスク比が分かったりすると尚良いですよね。これからの技術進歩に期待したいところです。