彫り駒

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彫り師講座 駒日記

彫り師講座【彫駒製作-彫り③-】

年明け最初の講座でしたが、初っ端から切れ味の悪い印刀。何故だ!?

先生に見てもらうと、印刀の刃が薄すぎる!らしいです。

駒の細かい部分(止めのあたりとか)は刃のしなりを利用して彫りたいので、できるだけ薄くしたい!のが心情なんですけど( ̄▽ ̄;)

あまりに刃が薄すぎると刃先が細かく欠けてしまってボロボロになり、逆に切れ味が悪くなるんだそうです。見た目は切れ味良さそうに見えるのに、目視では分からない程度の欠けができてるんだって。

印刀は厚すぎてもダメ、薄すぎてもダメなんです。やっぱり砥ぎって難しい。

実は砥ぎに悩める彫り師の卵たち、この講座には結構おりまして・・・

毎回の講座で、悩める生徒の切れない印刀を先生がひたすら砥ぎまくる!という、そんな現象が続いております。(そんなことさせていいのだろうか・・・)

 

注:今日の講座の内容は「成香と成桂を彫る」です( ̄▽ ̄)

 

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