彫り師講座【水無瀬駒】編。どんどん進んでいきますよー。
香車(成香)
桂馬(成桂)
印刀の角度は何度がベスト?
個人的な現在の課題は「止め」なんですが、いつまで経っても上手くいかないので、印刀が悪いんじゃないか?と印刀のせいにしながら砥ぎも試行錯誤しています。
「分度器アプリ」なんていう便利なアプリがあったので、角度を測ってみたところ「約41度」でした。
先生の印刀は何度くらいになっているんだろうか??( ̄ー ̄)
全体的に薄くしながら砥ごう
どうしても先の部分だけせっせと砥いでしまいがちですが、全体的に薄くしながら、先の部分にかけてより薄くなっていくよう砥いでいかないとダメらしいです。
厚みのある印刀を普通の砥石で薄くしていくには時間がかかるので、グラインダーとか荒砥石などで薄くしていくしかありません。
(荒砥石については「砥石を砥ぐ!砥石の面直し」で書いていますが、粒度の荒い砥石のこと。)
講座中に先生からガリガリと薄く砥いでもらったもの。
付け根から先にかけて徐々に薄くなっているのが分かりますねー。
薄くなればなるほど弓のようなしなりが出て彫り易くもなりますが、その分折れやすくなるという欠点もあります。
ただ薄くすればイイってもんでもないみたいですが( ̄▽ ̄;)一番ベストな薄さや角度が自分の中で決まればこっちのもん(プラス腕)。
さあ、今までにないくらい薄くしてもらったので、課題の「止め」クリアしちゃいましょう!?( ̄▽ ̄)