【目止め】は「漆を入れた時の滲みを防ぐ為に必要な行程」
らしいです。
何せ漆が滲むってどういう状態?なのかもよく分かっていないんですけど( ̄▽ ̄;)とりあえず【目止め】作業やっていきますよ。
準備するものは
平筆。これは家にあった水彩用。ごく一般的な平筆でOK。100均で売っているようなものでもよいらしいです。
木工用ボンドは速乾性でないもの。
今回は紙コップにボンドと水を入れて混ぜ混ぜ。ダマが残らないようにしっかり混ぜましょう。
ボンドと水の割合はというと、先生曰く「適当」ってことなんですが(-_-;)
感覚的には、胃がん検査の「バリウム」みたいな「飲むヨーグルト」みたいな?
そんな感じの濃度かなー(;・∀・)
字母紙が貼ってある状態の駒に、水で薄めたボンド液を全体にまんべんなく塗っていきます。
塗っていると、文字の中に泡ぶくのようなプツプツ(気泡)が入ることがあって取り除きたくなりますが、乾くと消えるのであまり神経質になり過ぎなくて良さそう。しかも何度も筆で触っていると字母紙が剥がれる恐れがあるので触り過ぎに注意です。
速乾性でないボンドでも、意外と乾きは早いです。時間かけ過ぎずチャチャっと、でも丁寧に駒全体に塗ります。
表が乾いたら裏も同じように。最後は駒尻の書体名と作名にも塗りましょう。
乾くとこんな感じ。ツヤっとなりますね。彫った文字もハッキリしてきました。
目止め終了。簡単だった~!
次はいよいよ「漆」入れていきますが、今回の【目止め】がどう生きてくるんでしょうか?!それとも?!お楽しみに~(;・∀・)