駒の彫り師を目指す①からの続きです
突然ですがみなさんは「将棋駒を彫る」授業を受けたことはありますか?
さすが将棋の町天童です。あるんですよ駒を彫る授業が。中学2年生だったと思います。いわゆる飾り駒(置き駒)という少し大きめの駒を彫る内容で、彫る文字は自分の好きなもので良かったと記憶しています。
その時に彫った「王将」、後生大事にとってありまして、これがなかなか良い出来( ̄▽ ̄) 当時、褒められたんですよね(家族から)。
子供時代に褒められた記憶ってなかなか忘れないもので、もしかしたら彫り師に向いているんじゃないか?って、錯覚というか思い込みというか、ずーっとその記憶が残っていました。そしてこの思い込みこそが、彫り師募集に応募したきっかけ。と言っても過言ではありません。
子供の頃の記憶や体験ってとても大事で、何十年経っても前に進める原動力となるようです。子供は褒めるべきですねー!
天童市の学校の先生方~、駒彫りの授業をどうか今後も続けてください!コマコのようにこの授業がきっかけで、彫り師を目指す若者が出るかもしれませんよ( ̄▽ ̄)
というわけで、応募に踏み切ったコマコ。
そして後日、将棋駒組合のTさんから電話をいただくことになります・・・
駒の彫り師を目指す③へ続く