駒の彫り師を目指す②からの続きです
「応募された方はだいたい30人くらいですかね^^」
まず驚いたのが、今回の後継者育成彫駒講座に想像以上の方が応募されていた事。将棋駒組合Tさんからの電話で知ることになりました。
そんなに沢山いらっしゃるんですか?!・・・( ゚Д゚) 正直な話、応募する人なんてあまりいないんじゃないかと思っていた。そもそも募集人数は5名です。まさかの狭き門じゃないですか!コマコは受講できるの?できないの?どっちなの!?
その前に、選考内容について少し触れてみますと、
【5名の募集ですが先着ではなく「やる気・年齢・開講時間」の条件に合うなどで、組合役員会で協議し説明会に参加いただく。5年間で彫り駒製作の技術の基礎を習得、組合員として将棋駒業界で活躍(生活)いただき、次の世代を担う人材育成にお手伝いいただくことを目的とする。】
ざっくりこんな感じ。
コマコ、やる気は一応あります。年齢については組合のお考えにお任せしますが・・・、開講時間についても平日夕方なら問題ありません。ただ、いきなり駒業界で活躍(生活)と言われてましてもね・・・。
将来的な話としては、一応の心構えをして応募したつもりでしたが、実際に念押しされると何とも返答に困りました。だがしかし、ここで首を縦に振らねばきっと不合格決定なわけですよ。「頑張りたいと思っています!(`・ω・´)」と元気に返事をするしか道はない。
その結果
「〇月〇日に説明会がありますが、出席できますか?後日、封書で説明会の案内を送りますのでよろしくお願いします^^」
どうやら、合格?したようです。説明会に出席できるということは、合格。でいいんですよね?一応の条件はクリアした模様。よかった!
本当に30人もの応募があったんだろうか・・・と思いながらも、参加資格を得たことが嬉しくて、説明会当日を待ったのでした。
駒の彫り師を目指す④へ続く